和太鼓の響き

盆踊りが大好きです!

セッタの鼻緒

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長く使ってると雪駄の鼻緒が切れちゃいます。太鼓たたくときは裸足なので、そんなに荒い使い方はしないです。

でも、真夏の昼間のお祭りで太鼓をたたくときは、道路のアスファルトがものすごく熱いので、雪駄をはきます。

 

雪駄wikiで調べてみました。

雪駄、雪踏(せった)は、竹皮草履の裏面に皮を貼って防水機能を与え、皮底の踵部分に尻鉄がついた日本の伝統的な履物(草履)の一種で、傷みにくく丈夫である。また、湿気を通しにくい。

 

小ネタですが、サーファーはビーチサンダルのことをセッタと呼ぶらしいです^^;

チャンチキも疲れます

盆太鼓にはチャンチキも大切です。立ったまま、手だけで小さいチャンチキを鳴らすのですが、真剣にやると疲れます。

 

きれいな音を出そうとすると、手とチャンチキの接地面を少なくするために指だけで持つことになり、握力を使います。

手のひらに置いてしまうと、金属音がくもります。

また、鐘の音は響くので、音合わせにも注意が必要です。チャンチキのフレーズはドドンガドン1回の中で、2回になるので、細かい分、ズレやすいです。

チャンチキの音がズレたりすると、太鼓のたたき手も調子が狂ってしまいます。

逆に、チャンチキのノリがいいと、太鼓もたたきやすく、迫力も出ます。ハーモニーってやつですかね^_^

太鼓とチャンチキで疲れてくると、棒を持つ右手だけでは、つらくなるので、たまに、チャンチキを持つ左手の方を動かして、右手の棒にあてて音を出したりしてます。足の膝を使って全身でカバーするときも。ずっと同じ姿勢だと疲れますので。

チャンチキも曲に合わせて、工夫してます。わかりにくいので、自己満足かも。

写真がない

太鼓の写真をほとんど持ってないです。なぜならば、ずっと、太鼓をたたいているから^^;

「記録より記憶」っていいますが、でも、全くないのも、困ったものです。

太鼓をたたきながらの、自撮りなんて、できないし。

猫背の矯正

前傾になって背中を丸くしてたたくと、猫背に見えてしまいます。

むかーしの練習では、猫背の矯正するために、長い棒を背中に入れて、真っ直ぐな姿勢を覚えさせることもやってました。

いま思うと、あまり効果は^^;

 

猫背の原因は、太鼓の面と、体(特に手)との間の距離間が遠くなってしまっているからだと思います。

立つ位置が悪いと、手を伸ばさないと太鼓に届かないので、前傾になってしまいます。

また、足を開いて重心を下げていないと、手が遠くなってしまいます。

小さな子供は身長が低いので、最初は気にならないのですが、身長が伸びると、ズレが生じるので、正しい位置や姿勢へ変えていく必要があります。

でも、なかなか矯正するのは簡単ではないです。頭で理解して、練習して体で覚えないと、ですね。

音でも魅せる

昔、太鼓を見てくださっていたお客さん(かなり年配の方でした)から、こんな話を聞きました。

 

「この太鼓家さんはみんな個性があって楽しいよね。あの人はバチ投げやバチ回しがカッコいい。あの人は迫力がすごい。」と感想を教えてくれました。

 

「そして、あの人は音で聴かせるよね。曲にピッタリのたたきかたで、1番うまいよなあ〜」と言ってくれました。

 

あれから、曲の間奏やサビのたたきかたを意識するようになりました。技の入れ方や順番、強弱の付け方、上下移動、左右移動、前半や後半の違いなど、組み合わせは無限なので、工夫しがいがあります。

また、前後のたたき手の個性も考え、自分の特徴を魅せるたたき方を追求するのが面白いです。

なかなか、思い通りにならないのですが、ドンピシャのストライクでたたけた時は、とてもうれしい気持ちになります。

また、盆太鼓でたたいた後にお客さんから拍手がもらえると(ソロなので個人の評価になるから)、さらに充実感が増します。拍手の音やタイミングで本当に喜んでくださっているのかもわかりますし。

 

まあ、でも、ゴチャゴチャ考えるときよりも、無心になってたたくときに成功が多いかも^^;

スポーツで最近、耳にするゾーン状態ってやつかも。心技体は太鼓でも大切ですね。